第3回 秩父札所三十四ヶ所ウォーキング
いるティーじいじとばあばの秩父札所三十四ヶ所ウォーキング第3回です。
令和5年5月4日、ゴールデンウィークの真っ只中、今回は秩父駅周辺の十二番から十八番です。
その前に芝桜を見に羊山公園によりました。
見ごろは過ぎていたので、花はまばらでしたが、きれいでした。
来年は是非満開時に行きたいと思います。
羊山公園の丘を降りて、少し行くと十二番野坂寺です。
享保時代に建てられたという山門が素晴らしかったです。山門の裏からの写真です。
お寺には、色々な仏様がありました。
御朱印です。
野坂寺から30分程歩いて十三番の慈眼寺に着きました。
本堂回廊の軒下には、立派な彫刻が彫られていました。
横に六角形の輪堂があり、これは、京都黄檗山で作られた一切経1630巻、74箱が納めてあり、この輪堂を三べん回すと一切経全てを読んだ功徳を授かる、との事でしたが、これは後から知った事でじいじは靴を脱ぐのが面倒で入りませんでした。
従って写真はありません😔
ばあばが入って回そうとしましたが、回す方向にとまでっていた様です💦
御朱印です。
次は、十四番今宮坊ですが、その前に今宮神社に寄りました。参拝者も多くいました。
天然記念物の龍神木です。
樹齢1000年以上とされ、樹洞に八大龍王が祀られています。
次に、十四番今宮坊です。
ここは、昔今宮神社と一体だったそうで、今宮神社の龍神様と今宮坊の観音様の二ヶ所参りをすれば、御利益アップだそうです🤗
境内に樹齢約400年の欅がありました。
そばに聖徳太子像がありました。
御朱印です。
次は、レトロな番場商店街を通り、十五番少林寺に向かいます。秩父神社は前に参拝したので、今回はパスします。
秩父鉄道の踏切を渡るとすぐに純白のお堂が見えます。
ここは、元は秩父神社と一体のお寺で白漆喰の蔵造りの観音堂は秩父札所では、ここだけだそうです。
御朱印です。
この後、昼食を事前にSNSで探したお店入ったのですが、ポークカツのガーリック焼き定食を注文して料理が来るまで約1時間かかりました💦
でも、料理は美味しかったです。
結果的に、ここでの時間ロスで、最初に予定していた十九番までは行けませんでした。
お腹も満たされ、次は十六番西光寺です。
秩父駅から真っ直ぐ20分ほど歩き、左に少し入るとあります。
大きな酒樽に屋根を乗せた酒樽大黒が鎮座するお堂、だそうです。
御朱印です。
住宅街を20分ほど歩き、十七番定林寺です。
小さなお寺でしたが、かつては札所一番だった由緒あるお寺だそうです。
御朱印です。
最後のお寺は、秩父鉄道の踏切を渡り、国道140号を北へ約30分、十八番神門寺です。
国道の側にあるのですか、境内に入ると別世界のような静けさでした。
御朱印です。
札所での御朱印の受付は午後4時までで、ここで時間切れとなりました。
前述したように、予定ではここからさらに北に向かい十九番龍石寺に行き、大野原駅から西武秩父駅に戻って帰る予定でしたが、仕方なく、神門寺から西武秩父駅まで約50分歩いて戻り、第3回目が終了しました。
結果
ウォーキング時間 6時間26分5秒
ウォーキング距離 17.6キロ
消費カロリー 1544カロリー
今回は、十ニ番から十八番までの7ヶ所の札所を巡礼し、充実した一日でしたが疲れました😮💨
平河天満宮の縁結びの梅2
今年も平河天満の縁結びの梅が実りました。
ご丁寧に神社の方がわかりやすいように、矢印を付けてくれました。
縁結びをお願いした皆様、きっと御利益がありますよ😊
霞ヶ浦一周118㎞ウルトラウォークに挑戦
皆さんご存知でしたか。
100キロを歩くとんでもないイベントがある事を。ウルトラウォーキング大会。
私はそれに初めて挑戦して来ました。
その中でもかなりハードと言われている、霞ヶ浦一周ウルトラウォーキング大会118㎞に。
挑戦の理由はひとまずおいて。
3月18日土曜日、昨日までの暖かで最高の天気が、一転して雨の悪天候、更に寒の戻りで朝から寒い最悪の日となりました。
YouTube等を見て十分準備をして望みました。
スタートは13時、土浦駅近くの山口運動公園。
参加者は149名です。
300名の募集でしたので、まだコロナの影響が残っているのか。それとも、このタフな大会を敬遠しているのか、またまたマラソン大会と違ってウルトラウォーキング大会とは、こういうものなのか。
雨の中、スタート前の開会式。主催者の責任者という人が、「 雨は予報ではだんだん小降りになり、夕方にはやみ、明日はいい天気となりますので頑張って歩きましょう」みたいな話しをしていましたが、天気は本当にそうなのか、天気だけが心配です。
スタートは半分に分かれて、13時と5分後にスタート、私は13時にスタートしました。
いよいよ霞ヶ浦一周118㎞のウォークの始まりです。
開会式では雨は小降りでしたが、スタート後は、また普通に振り出しました。
霞ヶ浦の湖畔に出ると、湖から来る冷たい風と雨に打たれながら歩きます。
オランダの風車を思わせる風車がありました。(本物は見たことはありませんが)
終わって調べてみたら、土浦市政施行50周年を記念して建てられたオランダ型風車だそうで、中にも入れるそうです。今日は通り過ぎるだけです。
他の参加者の歩きが早く、いつの間にか後ろの方になっていました。
大会のボランティアスタッフと言う女性に話しかけられました。後ろの方で歩いている人に声をかけて励ましているそうで、これまで色々な大会に参加してきたそうです。ウルトラウォーキングは初めてと言うと、色々話してくれました。
湖畔に吹く風は霞ヶ浦のどこでも湖から吹いてくる。霞ヶ浦のウォーキングは、ほとんど風景は変わらず、湖畔をただ歩くだけで、精神修行のようなウォーキングだが、それが楽しい。他の大会も、楽しいところは沢山ある。等
先が思いやられる様な話しもありましたが、1人で歩く私には、少し嬉しかったです。
湖は、荒れた海の様に波が荒く、そこから来る雨と風は、厳しかったです。
Amazonで買った靴カバーもあまり役に立たず、雨が入り込んでいるみたいです。
スタートしてからは、雨と風との戦いです。
6時頃にやっと雨はやみました。
暗くなると、ヘッドライトを付け、道案内の看板と、スマホのGoogleマップを頼りに、ほとんど1人で歩き、周りは誰もいません。
最初の休憩所の第1エイド、27キロ地点、時間は19時30分。ここではパンが出ました。
雨はやんでも、風は変わらず湖から吹き付け、寒さが体に染みます。
第2エイドは、54キロ地点、時間は日が変わった1時。ここではおにぎりが出ました。
朝方近くになると、冷え込みは更に厳しく、歩きながら思う事は、「太陽が早く登ってきて、暖かくならないが」でした。
夜は、孤独と寒さの戦いです。
6時20分頃、朝日が湖と反対の山側から出てきました。霞ヶ浦の夜明けです。波は穏やかです。
寒さはまだ続いていましたが、気持ちは太陽が出て、少し元気になって来ました。
第3エイドは、82キロ地点、時間は8時です。
カップのスープパスタが出ました。温かくてとても美味しかったです。
エイドで他の参加者と一緒に出発しても、歩き出すと、いつの間にか他の参加者は先の方、そして見えなくなります。みんな歩きが早い。
2日目は昨日と打って変わって天気は最高。
反対に、暑くなりすぎるのでは、と少し心配。
湖畔のリンリンロードというサイクリングロードを歩きます。
果てしなく続く道をただ、ただ歩き続けます。
昨日スタッフの女性が言っていた、精神修行、の意味がわかってきました。
湖畔は、湖から心地よい風が吹いているので、思ったほど暑くはありませんでした。
Googleマップによると、このサイクリングロードから県道に入ると最後の休憩所の第4エイドがあります。
しかし、左足に2ヶ所のマメ、右足は親指が靴と擦れて痛みが走るなど、つらいです。
どこまで歩いたら県道に入れるのか。
折れそうな気持ちと足の痛みとの戦いです。
更に門限時間も気になり始め、痛みを我慢し、少しスピードを上げて歩き続けます。
しかし、これが裏目に出て、県道に入る曲がり角の矢印を見落としてしまい、そのままサイクリングロードを歩き続けてしまいました。
いくら歩いても道案内の看板がないので、不安になり、Googleマップで確認すると経路から外れている事に気付き、その時の絶望感。
この時初めて、「門限時間には間に合わないかもしれないので、諦めようか」と弱きな思いになりました。が、応援してくれる家族のためにも最後まで諦めずに行こう、と決意しました。
今歩いて来た道を逆戻りし、今度は矢印の看板を確認し、県道に出ました。
この時ロスは、距離で往復約2キロ、時間で30分位でした。
まもなく最後の休憩所の第4エイドに着きました。106キロ地点です。時間は15時。
ここではコロッケパンが出ました。
残り12キロ、門限の18時まで3時間、1キロ15分ペースで3時間、ちょうど18時にゴール予定です。これまで13〜14分ペースで歩いて来たので、可能性は残されています。
18時以内ゴールを目指して、休憩もそこそこに出発しました。他の参加者は全く見当たりません。多分私が最下位ではないかと思います。
ゴールまでは、県道の歩道を歩きます。
足の痛みを我慢して、ラストは足の痛みと時間との戦いです。
この時、これまで距離とペースを教えてくれていた、ランニングウォッチもバッテリー切れとなって見放され、Googleマップと時計を見ながら、「あと少し」と歩き続けました。
しかし、時間は無情に過ぎていき、途中、とうとう18時になってしまいました。
結局、ゴールはまだまだ遠く、そこから30分近く歩き、ゴールしました。
完歩証です。
29時間24分30秒の記録でした。
初めてのウルトラウォーキング大会への挑戦で、制限時間内にはゴール出来ませんでしたが、完歩は出来ましたので達成感はあり、満足です。
感想は、
スタートしての1日目は、雨と風との戦い。
夜は、孤独と寒さとの戦い。
2日目の前半は、折れそうな気持ちとの戦い。
後半は、時間と足の痛みとの戦い。
29時間半、厳しく、辛いウォーキングで、「楽しい」と、思ったことは1度もありませんでした。
最後に、途中でバッテリー切れとなったランニングウォッチの結果も付け加えておきます。
時間 28時間25分40秒
距離 116.89キロ
消費カロリー 9,854カロリー
ペース 1キロ14分36秒
いかがでしたでしょうか。
このブログを読んでウルトラウォーキングに興味を持たれた方は、是非参加してみて下さい。
ただし、相当の覚悟を持って。
第2回 秩父札所三十四ヶ所ウォーキング
いるティーじいじとばあばの、秩父札所三十四ヶ所ウォーキン第2回です。
今日は、五番から十番の6箇所のお寺を回ります。
少し風があり、肌寒く感じ ますが、とても天気のいい2月の日曜日、リュックを背負い、いざ出発です。
電車に乗って秩父駅まで行き、次にバスに乗り、語歌堂バス停で下車、秩父札所ウォーク開始です。
まずは、日本二百名山の一つ、武甲山が私たちを出迎えてくれました。
ゴツゴツとした、男らしい山です。
5分ほどで第五番札所語歌堂に到着。
小さな建物で、お寺と言うより名前のとおり、お堂ですね。
正面からと側面からとでは、屋根の見方で感じが全く違ってきます。
納経所は更に5分ほど歩いた長興寺にあり、ここで納経を受けました。
ここから第六番札所のト雲寺(ぼくうんじ)へは、武甲山に向かって畑の中の道を歩いていきます。
40分ほど歩くと第七番の法長寺の入口の看板がありました。
ここで、じいじとばあばは迷いました。
先に第七番の法長寺に行くか、順番どおり第六番のト雲寺に行って、また、戻ってくるか。
じいじは先に七番の法長寺へ、ばあばは順番どおり六番のト雲寺と、意見が割れましたが、協議の結果、ばあばの意見を取り入れ、順番どおり第六番のト雲寺に行くことにしました。
ばあば👵強し!
10分ほど歩いて第七番札所ト雲寺に到着。
納経を受けました。
ト雲寺の御朱印です。
丁度お昼時で、見晴らしのいい休憩所もあることから、ここで昼食。
今日は、大きなおにぎり1個におかず。
ばあばの手作りのお弁当は本当に美味しいです。
感謝。
さて、お腹も満たされ、戻って第七番法長寺に行きます。
秩父札所最大の本堂と言われているだけあって、とても立派な本堂です。
この本堂は、平賀源内の設計と伝えられているそうです。
お庭には、伏していた牛の下から観音さまが現れた、という縁起にちなむ石像がありました。
第七番法長寺の御朱印です。
ここから更に武甲山に向かって第八番西善寺に行きます。
途中、イチゴ狩りの観光農園があり、かなり賑わってました。
30分ほど歩き、西善寺に到着。
樹齢およそ600年のコミネカエデが迎えてくれました。
埼玉県指定の天然記念物だそうです。
西善寺です。
立派な御朱印です。
西善寺での納経を済ませ、ここから武甲山を後にし、秩父駅方面に向かい、第九番明智寺を目指します。
ここからは、これまでの、のどかな道とは違い、国道299号線の歩道を歩きます。
約40分ほど歩き、明智寺に到着しました。
第五番語歌堂納経所長興寺境外仏堂ということで、語歌堂に少し似てます。
ここの本尊如意輪観世音菩薩は、一条天皇のころ、帝妃の難産を救うため、勅命を受けて恵心僧都が彫った象といい、以後安産、子育ての観音として広く尊崇されているそうです。
境内に、子育観世音、と書かれた観音像がありました。
ここの御朱印も素晴らしい。
納経を済ませ国道299号線を更に秩父駅方面に30分ほど向かい途中右折し、更に進むこと約10分、第十番大善寺に到着しました。
鮮やかな彫刻のある本堂は、札所随一だそうです。
力強い御朱印をいただきました。
本日の予定はここまでで、ここからバスで西武秩父駅に行く予定でしたが、バスの時刻が合わず、西武秩父駅まで歩くことにします。
途中、第十一番常楽寺の横を通ったので、予定にはありませんでしたが、納経を受けることにしました。
ここの本尊 十一面観世音菩薩は、病気平癒の本尊として信仰されているそうです。
納経の受付終了時間4時ぎりぎりでいただきました。
以上で、本日の巡礼は終了。
札所は第五番から第十一番、
ウォーキングは、語歌堂バス停から西武秩父駅まででした。
結果は
ウォーキング時間 4時間54分
ウォーキング距離 15.37キロ
消費カロリー 1,305カロリー
でした。
お疲れ様でした🙇🏻♂️
今回のブログは、完成までかなり時間がかかってしまいました。